クライン 孝子
** お知らせ **


1999年1月19日
私の住むフランクフルトに「ユーロ」導入

皆さんお元気でいらっしゃいましょうか。クライン孝子です。
 
今年はお正月早々から、ユーロ誕生で大変でした。
何しろ、フランクフルトが「ユーロ」の拠点になるというのです。
暮れから新しい年に掛けて、歴史的瞬間をこの目にしっかり刻み付けておこうと、銀行街やら、株式取引所など飛び回っていました。
このレポートは小学館インターネットの「ウイークリー・ビジネス・サピオ」や月刊誌「voice」3月号に書きました。 お時間がありましたら、是非ご一読くださいね。

さて、例の「歯がゆいサラリーマン大国・日本」がいよいよ2月の初めには書店にお目見えするそうです。
近ごろは印刷術が進展していて、最終ゲラの訂正を祥伝社に送ったのが1月18日、2月の初めにはもう1冊の本に出来あがっているということです。
時間が掛かるのは、書くこと、そして編集者の手を煩わせてゲラ直しをすることでしょうか。お陰さまで、ツーカーの編集者に恵まれ、とても楽しく仕事をしております。

そうそう、2月17日から3月10日まで、里帰りをします。
本の宣伝を兼ねてというわけですが、本当は日本人である私は1年に1度は日本へ帰ってみたいのです。
もしかしたら、そのために本を書いているのかなあ。
宿泊先は地下鉄神谷町近くの「虎ノ門パストラル」というホテルです。もう15,6年お世話になっており従業員の方なんて「お帰りなさい」と挨拶してくださるくらいなじみの深いホテルです。
時々、「ドイツから帰国するのに、なぜ帝国ホテルやホテルオークラに泊まらないの」と聞かれます。
それはこうです。
私の大の親友(30年のお付き合い)から、「一流のホテルに泊まって、庶民感情を忘れたら,絶交する」と釘をさされたからです。これは私にとって大事な忠告でした。
というわけで、私は常に自分に厳しくあろうと思っているのです。
もっとも、欠点が多いものですから、なかなか思うようにいっていないのが現状ですが。

今日はこれでおしまい。
又、お会いしましょう!


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