暑中、お見舞い申し上げます。
皆さま、お元気でいらっしゃいましょうか。私のほう、ボツボツがんばっているところです。 日本、暑いのですってね。こちらは、まあまあ日本の十月ごろの気候というところです。 「対話」劣等生の眠たい日本人 ----はてこれ何でしょう? 実は九月初旬ポプラ社より出版されるわが本のタイトルです。 お世話になっている編集者野村君から「これでどうでしょうか」とのメールが届き、「素敵よ」ということで、タイトル、ばっちり決まりました。 日本人は対話下手がもとで、海外で、大損しています。 ODAのように大金を出して、国際貢献しているというのに、中国なんて、感謝の言葉一つなく、半世紀前のことをネタにゆすっては謝れ謝れです。そこで日本側が、きちんと対話によって、反論でもすればいいのに、そうしないで謝ってばかりいる。日本側が頭を下げれば下げるほど、相手は図に乗って、日本イジメに精をだす。 結局、その原因を探っていきますと、日本人の対話下手ということなのかもしれません。なぜかといいますと、日本教育の中に対話訓練の授業がないからではないでしょうか。。 これって、日本教育の最大欠陥ですね。 多弁や駄弁は問題だけど、論理的に頭で考え、相手を対話力によって説得する、これを日本の学校でも真剣に取り上げていかなくては、これからのグローバル時代生き残っていけないのではないかなあ。 そうそう、今月の「辛口コラム」は産経新聞の「正論」第一回の原稿を転載させていただきます。、産経新聞「正論」担当の下室氏から、お許しをいただきましたので。 第三回目のタイトルは「『靖国代替え施設』は要らない」。なぜか?これは8月15日までに産経朝刊に掲載されますとのことですので。お楽しみに! 今回は、「新潮45」の編集長中瀬女史の依頼で、原稿書かせていただきました。早速中瀬サンから次のようななメールが舞いこんできました。 「早速にお原稿のほう、有難うございました! いやあ、新鮮な話、目から鱗・・・大変軽妙かつ、 鋭い語り口に引き込まれて読みすすめているうちに、あら不思議、世界のしくみが見えてきた・・・という感じで、まさに、今まで『45』の誌面に不足していた、欧州の風を送って頂きましたこと、深くお礼申し上げます」って。 ちなみに拙稿は8月18日発売「新潮45」に掲載されるそうです。よろしく! メールマガも順調に購読者が増えています。 どうか皆様、今後ともよろしくお願いいたします。 ではまたまた 2002年 7月28日 クライン孝子
|