クライン孝子   お知らせ

2000年2月15日

皆さん,お元気でお過ごしのことと思います。
ずいぶんご無沙汰してしまいました。 ごめんなさーい。毎日多忙で、嬉しい悲鳴をあげていました。
お陰さまにて、一段落したころでありまーす。

これでも私って親バカなんです。一人息子がいまして、今大学で経済の勉強しているのですが、ドイツでは大学卒業は遅く平均25〜28歳です。その息子が今のところまずまず中間試験も通り、あと1年しますと、半年間実習に出掛け、それからデイプロームという卒業資格試験を受け、やっと卒業ということになります。
で、その実習をどうしても日本でやりたいというのです。
「ママ、どこか探しておいてよ」なんて言うものですから,思案していたところ、NHKで引き受けてくださるという朗報をいただきました。
息子のばあい、経済を勉強したあと、経済ジャーナリストになりたくて、NHKでアルバイトをしています。NHKはフランクフルトが『ユーロ』の拠点になった昨年から、新しくNHKフランクフルト支部を開設したからです。
どういうきっかけだったのか、友人の口利きで、息子はそこでアルバイトをしはじめました。
特派員の方がまたとても優秀なうえ、いい人らしく、それからというもの、息子はひまがあるとNHKの事務所に入り浸りです。勉強そっちのけではないかと心配して、「大丈夫? 勉強の方が大切よ」といっていたのですが、勉強の方も順調で、そこへもってきて大学の研修に日本でのNHKが決まったというのです。やれやれほーっとしています。

さてその私ですが、3月10日(金)に日本で「弘道会シンポジウム2000」というのがあり、そこでパネリストとして出席することになりました。タイトルは「日本人の忘れたもの」−これからの在り方生き方を求めて−です。
何でもこの「日本弘道会」というのは、明治に創設された古い伝統ある教育に関する会だそうで、昔の由緒あるお殿様,徳川家、堀田家,松平家の方々で構成され、会長も代々そういう立派な方々が務めていらっしゃるとのことです。
そうそう、このシンポジウムでは文部大臣もご挨拶されます。今年は中曽根弘文文部大臣です。 (まだお目に掛かったことないのですが、写真でお見受けする限り中曽根文部大臣ってハンサムですよねえ)。
基調講演は渡部昇一先生がなさいます。昨年の基調講演は三浦朱門先生だったということで、三浦先生とは親しくしていただいている曽野綾子氏を通じて、よくお会いしていますので、これも何かのご縁かなと感じているところです。

シンポジウム参加は,無料だそうで、参加希望者は2月25日(金)までに申込まれればいいそうです。
念のために日本弘道会シンポジウム事務局の電話番号は 03−3261−0009 FAXは 03−3288−0956で−す。

投宿先は例の「虎ノ門パストラル」です。皆さんとお会いできるかな??? では。

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